毎日のように使っているデスク。
これは以前「【DIY】書斎の顔。コードを見せないデスクを自作。」でDIYしたデスクなんですが、いつも通りコーヒーを飲みながら作業しているとコーヒーカップの熱で塗装が落ちてしまいました…
デスクの塗装に使ったのが「ブライワックス」
このブライワックス、木の質感を残したまま着色してくれるのですごく気に入っているのですが「水」と「熱」に弱い。
このままでも味があっていいかもしれませんが、どうしても気になってしまったので手直しすることに。
手順は塗装と同じなので、これからブライワックスで塗装したい人にも参考になると思います。
ブライワックスの色落ちを修復。
遠くからでもはっきりと見えてしまって、どうしても気になる。
色が落ちた上から、ブライワックスを塗り修復していきます。
今回は色落ちなのでこのまま塗り重ねますが、シミがついてしまった場合は乾拭きしたあと紙ヤスリで汚れを落とすと綺麗に修復できます。
用意するものはこの4つ。
- ブライワックス
- スチールウール
- 布の切れ端
- ブラシ
デスクを作った時に使ったものばかりなので、特に買い足す必要もなくメンテナンスすることが出来そうです。
修復手順。
それでは、修復していきます。
まず最初に使うのはブライワックスとスチールウール。
本来であれば、塗装してある色よりも薄い色のブライワックスを使うのが理想。
なんですが、前回塗装で使った「アンティークマホガニー」が残っていたのでそのまま同じものを使います。
そしてスチールウール。
すごく目の細かいヤスリのような質感で、ブライワックスを木材の中に染み込ませてくれます。
ブライワックスはこのぐらいの量が丁度いい。多くつけてしまうと塗ったところだけ色が濃くなってしまうので最初は少量で、ちょっとずつ足していくのが良さそう。
スチールウールではこれ以上伸びない、というところまで塗っていきます。
この段階ではかなり色が濃くなっていますが、ここから磨いていくことで段々と色を馴染ませていきます。
次に使うのは、布の切れ端。
雑巾やタオルのような粗い布ではなく、Tシャツのような目の細かい布がベスト。
というのも、目が粗い布だとブライワックスをうまく塗り広げられず、ムラが出来てしまうため。
しっかりと力を込めて塗り込むように磨いていきます。
このぐらいブライワックスが伸びきったら最後のブラシ掛けへ。
ブラシがけに使うのは少し硬さのあるものが良いみたい。タワシがあればそれでも全然OKです。
ここもしっかり力を込めて磨いていきます。
最終的にはこのぐらいまで色が薄くなりました。
あとはこのまま放置しておけば、ブライワックスが段々と染み込んでいき、塗った場所が分からないぐらいに馴染んでくれます。
最初の状態と比較するとこんな感じ。
パッとみただけでは分からないぐらいにまで修復できました。(よーく見ると分かるかな。画像のちょうど真ん中ぐらい。)
まだ気になるようであれば、時間を置いてもう一度繰り返すとより目立たなくなると思います。
ただ、やりすぎるとそこだけ色が濃くなってしまうので気をつけましょう。
手がかかるからこそ、愛着が湧く。
改めてデスクを見てみると、いつも手を置いている場所なんかも色落ちしていました。
今まで気が付かなかったところにも変化があり、これから定期的にメンテナンスしていかないとな。と感じています。
ブライワックスはメンテナンスが必要で、手がかかりますがその分愛着も湧いてくる。
使う場所にもよりますが、DIYにはブライワックスをオススメしたい。
ぜひ参考にしてみてください。
【次の記事】愛着の湧く財布。
革製品も同様、使えば使うほど手に馴染み愛着が湧いてくる。
「FABRIK 3WAY ミニウォレット」も使い始めてもうすぐ一年。長く使いたい財布です。