ミニマルデザインワークチェア『THE ERGORISM PRO – ERGOFINITE』レビュー【PR】

ミニマルデザインワークチェア『THE ERGORISM PRO – ERGOFINITE』レビュー【PR】

「これなら何時間でも座ってられるわ…」

夜通しデスクで作業して、時計を見ると時刻は朝5時。30代を折り返した体に鞭打って”趣味”の動画編集をし終えた朝は思いのほか清々しく気持ちがいい。

流石に一睡もせず仕事に行くのはこれで最後にしようと思いましたが、初めてのワークチェア体験はデスクワークを夢中にさせるほど気持ちのいい座り心地でした。

働き方が変わり、ライフスタイルが変わり、 多くの人が仕事や生活、そして人生の在り方を見直してきた昨今。 ワークチェアに求められる価値観も刷新されました。 従来の…
www.ergofinite.jp

機能性とシンプルデザイン『THE ERGORISM PRO』

僕はデスクワークをする仕事ではないので、普段から椅子について考えることはなかったのですが、趣味で動画編集をするようになって腰への負担が倍増したことでオフィスチェアというものを使ってみようと思っていました。

そんな時にシンプルなスマホケースを作られている『casefinite』さんが新しくチェアブランドを立ち上げたということで、しばらくの間使わせていただいたのでレビューしていこうと思います。

今回紹介するのは『Ergofinite』のプロモデルである『THE ERGORISM PRO』

一番の特徴は調整箇所の多さ。自分の身体に合った調整ができるので楽な姿勢を見つけて作業ができるのがポイント。 その調整箇所については後ほどじっくりとお話ししていくとして、まずは開封シーンから見ていこうと思います。

追加料金なしで組み立て不要

梱包サイズはH110cm×W70cm×D76cm

こちらが届いた状態。かなり大きくて扉ギリギリでしたがなんとかリビングに入りました。このまま3階の書斎まで運ぶのは難しそうだったので、リビングで開封していきます。

梱包サイズが大きいのには理由があります。

『THE ERGORISM PRO』の特徴の一つ、それが「組み立てが不要」であること。段ボールを開けるとすでに座れる状態のワークチェアが登場。

これは嬉しいポイントで開封のテンションのまますぐに使えるのは体験としては最高。

ヘッドレストは自分で取り付け

ただし、ヘッドレストだけ外してあるので取り付ける必要があります。取り付け用のレンチが入っているので特に難しいことなく装着できます。

大きいサイズですが、送料無料(沖縄、離島は除く)で別途送料がかかることはないので安心してください。

AR機能で実際の部屋に置いて確認できる(スマホで閲覧する場合)

スマホからAR機能を使ったシュミレーションも可能。

ERGO FINITEのサイトから「ARを利用して部屋に置く」という項目を選ぶと画面を通してTHE ERGORISM PROが出現。購入前に部屋の雰囲気に合うかなどをチェックできます。

30日間の体験期間あり

自分の体に合うか、デスクとの相性は良いのかなど実際に使ってみないと分からないところもあると思います。THE ERGORISMは30日の試用期間もあるので、届いてからじっくりと考えるのも良いかもしれません。ただし、返送には送料として10000円(沖縄、離島は15000円)の返送料がかかるので注意してください。

あらゆる箇所の調整が可能

それでは本題。今回が初めてのワークチェア体験でしたが、みんなこんな良いものを使っていたのかと嫉妬するほどの座り心地。

その理由の一つは、冒頭でもお話しした通りTHE ERGORISM PROの調整箇所の多さ。 その調整をしていくことで自分の姿勢にピッタリと合わせることができます。

この一つ一つを上からじっくりとお話ししていこうと思います。

ヘッドレスト

上下に55mm、根本部分は135°の角度調整、先端部分は110°の角度調整

まずは頭を支えるヘッドレスト。 可動部分は根本と先端あとは上下の三箇所。 この三箇所をそれぞれ調整することで自分にぴったりの場所を見つけることができるようになっています。

このヘッドレストは常に頭を支えるというより、デスクから視線を上げて考えたり、リラックスしてもたれかかりたいときにそっと頭を支えてくれるパーツ。

一息つきたい時に枕のような役割をしてくれるパーツだなと僕は思いました。思考の切り替えなど手よりも頭を使うときに補助をしてくれる大切なパーツです。

アームレスト

続いてはアームレスト。キーボードを使う作業をすごく楽にしてくれるパーツ。

調整箇所は

  • 前後49mm
  • 角度30°
  • 左右15mm
  • 上下83mm

とかなり自由度の高いパーツ。

特にデスクとピッタリ同じに高さにすることで、キーボードを打つときの腕の負担がグッと減り楽な姿勢でタイピングできる。

もう少し内側へアームレストが入りこんでくれるとさらに楽になりそうだなと感じました。 アームレストは少しだけクッション性のある素材で長時間肘を置いていても痛くなりづらいのが嬉しいポイントです。

ランバーサポート

そして僕が一番欲しかったのがこのランバーサポート。今までは5000円ほどの椅子を使っていてかなり腰に負担がかかっていましたが、今回のTHE ERGORISM PROは10段階で調整できるランバーサポートがついています。

このランバーサポートは、高ければいいというものではなく体のカーブに合わせて調節が必要。

細かく調節できて自然と背筋が伸びる位置を見つけられる。 この”自然と”が重要で、普通の椅子でも意識すれば背筋を伸ばすことなんていい大人なのでできるはずなのですが、作業して3分もすると不思議なことに背中はまん丸になってしまっています。

このランバーサポートは常に腰に触れているので、座面に深く腰を落とすだけで常に背筋を伸ばしてくれます。

初めこそ慣れない姿勢だったのか筋肉痛になりましたが、腰への負担は明らかに軽くなり、やっと普通の姿勢を取り戻すことができたと歓喜しています。

リクライニング

背中を預けるメッシュ部分は133°までリクライニング可能で、リラックスしたいときにはピッタリのパーツ。 左側後ろのレバーを操作することでロックすることができます。深すぎない角度で、作業に戻る気力を残しながらリラックスできるのがいい。

ヘッドレストを合わせて小休止するときに役立ってくれているパーツです。

体の動き方に付いてくるスイング機能このリクライニング機能に加えて、背面パーツはスイング機能も追加されています。

リクライニングが前後の動きになのに対して、スイングは左右の動き。この二つの動きが合わさることによって、椅子を回転させることなく後ろ側のものを取ったり、作業中にも腰や背中を動かして凝り固まらないようにストレッチしたりと自分の体に付いてくるような動きをしてくれるで、チェアが体と一体化したかのような心地いい感覚に陥ります。

シートクッション

座面に当たるシートクッションも前後に動かすことができます。55mmという数値を見るとそこまでの可動域ではないと思われるかもしれませんが、この少しの前後が座り心地を快適にしてくれます。

前後に55mmスライド

クッションの形状を見てもらえるとわかると思うのですが、お尻のホットスポットというのがあります。少し浅く座りたい、深く座りたい、と思ったときに前後に少しクッションが動いてくれると常にこのホットスポットにお尻を置くことができるわけ。

重心が置かれる一番重要な部分なだけに、この少しの可動が座り心地を左右しているように感じました。

座面

最後は座面の高さ。これはほとんどの椅子でできることなので簡単に。といっても今までの椅子はこの調節すら出来なかった(改めて家の中を探してみても、高さ調節ができる椅子は持っていなかった)ので、この調整も重要なんだなと実感しています。

僕の場合は膝の角度がちょうど90度ぐらいになるのが一番楽な状態ということに気づけました。

シンプルなデザイン

座り心地の良さはこのぐらいにしておき、デザインの方にも目を向けてみます。 CASE FINITEのコンセプトである”シンプル”を引き継いだデザインはワークチェアのゴツゴツ感を少しだけ和らげてくれているように感じました。

今回試させてもらったグレーホワイトはホワイトトーンでまとめたクリーンな配色。ホイールまでグレーに統一してあるのは流石。

ただ、このホワイトカラーに関しては気になる部分が、ひとつあったのでお話ししていきます。

クッションの色味が気になる

その気になる部分というのが、クッションの色味。

こちらはホワイトカラーの宿命かもしれませんが、クッションの色味が少し赤みのあるグレーになっているのが気になりました。

他のパーツは基本的に無彩色でトーンが揃っているのですが、クッションにだけ色味が入っているのが残念ポイント。

ベースがホワイトメッシュ部分がグレーなので、この二色でまとめてくれるともっと統一感が出て良かったなと感じました。

まとめ

初めてのワークチェア体験は想像以上の快適さをもたらしてくれました。

正直本業ではデスクワークをしない僕にとってそこまで重要なものではないと思っていましたが、今回『THE ERGORISM PRO』を使ってみて、趣味の時間も負担を減らし自分の好きなもの詰め込んだデスクに、もっと座っていたいと思わせてくれるプロダクトだなと、実感しているのでぜひ公式ページをチェックしてみて下さい。

働き方が変わり、ライフスタイルが変わり、 多くの人が仕事や生活、そして人生の在り方を見直してきた昨今。 ワークチェアに求められる価値観も刷新されました。 従来の…
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