撮りたいシーンをブレさせない。『Kenko-リモートコード』

撮りたいシーンをブレさせない。『Kenko-リモートコード』

なくても困らないけど、便利なモノ。

そういうモノは結構あると思うのですが、僕にとってリモートケーブルがまさにそれ。

便利なのは容易に想像できるのですが、リモートアプリもあるしわざわざ買わなくてもいいかなと。

ただ家電量販店で見るたび、手に取っては戻してを繰り返していたので、いい加減買ってしまおうと決意。

ずっと頭の片隅にあったリモートケーブル。使ってみれば、1500円ほどのモノにこんなに迷っていた自分に呆れるほど活躍してくれるアイテムでした。

kenko-リモートコード。

今回は僕の使っているカメラα7II用のリモートケーブルを購入しました。

開封してみるとその筐体にはボタンが一つだけで、本当にシャッターを切るためだけのアイテム。かなり軽く多分、中には何も入ってない。

ボタンにクリック感はなく、ふわふわとバネで浮いているような押し心地。

カメラのシャッターボタン同様、半押しでピントを合わせてさらに押し込めば撮影。カメラ側で連写設定をしていればボタンを押している間シャッターを切り続けてくれます。

スライドするとオレンジのテープが出現。

また、シャッターボタンは押し込んだままスライドすることで固定できます。連写したいとき、長時間露光で撮影したい時に便利な機能。

すぐに使える手軽さ。

以前紹介したリモートアプリの「スマートリモコン」は手元で色々と設定できるので便利なのですが、立ち上がりと接続に手間がかかる。

一方このリモートケーブルは当然ながら設定も必要なくカメラに繋ぐだけですぐ使えます。この手間の無さのおかげで、ブツ撮りを始めるまでのハードルが下がりました。

アプリのようにスマホ画面に視線を落とさずにシャッターを切れるもポイントですね。

ブラさない。逃さない。

ブツ撮りは夜間が多いので定常光をつけているとはいえ、シャッタースピードが稼ぐのが難しい。三脚を使ってもカメラのシャッターボタンを押した反動でブレてしまうこともあります。

タイマー設定にしたりと足掻いてみましたが、今の僕の技術ではリモートケーブルを使うのが一番手っ取り早く解決できました。

あとは、片手で何かをしながら撮影したい時。例えば注いでるシーンなんかはこのリモートケーブルがあるとないとでは、撮りやすさに天と地ほどの差があります。

こういうのとか。

自分の狙ったタイミングでシャッターを切る。当たり前ですが、その当たり前ができない場面は意外と多いんだなと実感しています。

撮りたいシーンをブレさせない。

購入を迷っているモノって、悩んでる時間が勿体無いなといつも思います。とくに安いものはいつでも買えるからと後回しにしがち。

そんな風に導入を後回しにしてきたリモートケーブル。

繋ぐだけですぐ使える手軽さと、狙ったシーンをブレることなく撮影できる安心感。

迷っている人はとりあえず買って、スッキリさせましょう。

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