3階建て一軒家もカバーする、メッシュWi-Fi『TP-Link Deco X20』【PR】

3階建て一軒家もカバーする、メッシュWi-Fi『TP-Link Deco X20』【PR】

僕の自宅は、3階建の鉄骨造なのですが購入時に懸念していたのがWi-Fi環境。

3階建かつ電波を通しづらい鉄骨が各所に入っていて、家全体にWi-Fiを張り巡らせるのはかなりしんどい。

実際、現状だと自宅の2階部分はほぼWi-Fi圏外…

TP-Linkさんから『メッシュWi-Fiルーター Deco X20』をご提供いただいたので、我が家のWi-Fi環境を改善できるのかを試していこうと思います。

後半では僕の自宅(3階建て鉄骨造)での設置前と設置後の比較をしているので参考にしてみてください。

メッシュWi-Fi『TP-Link Deco X20』

今回紹介する『TP-Link Deco X20』の魅力は網目状に電波を張り巡らせてWi-Fiを拡張する「メッシュ機能」と、複数台接続時でも安定した通信ができる「Wi-Fi6」に対応していること。

その2つの魅力をそれぞれ紹介していきます。

『メッシュWi-Fi』でどこでも繋がる。

ひとつ目の魅力である「メッシュWi-Fi」これは、サテライトと呼ばれる子機ルーターを設置することでそのルーター同士を接続し電波を網目状に張り巡らせ、広範囲に安定した通信を届けてくれるという技術です。これは今まで広い店舗などの業務用アイテムだったそうですが、ここ最近で家庭用Wi-Fiルーターにも普及してきている技術です。

このサテライト機の特徴はLANケーブルを必要とせず、親機の電波が届く範囲かつコンセントがあれば拡張できること。

このおかげで場所を選ばずルーターを設置することが可能になります。

中継機との違い。

img:TP-Link

似たような機能を持つのが「中継機」と呼ばれるモノ。これもコンセントに接続するだけでWi-Fi範囲を広げてくれます。

メッシュWi-Fiとの違いは大きく2つ。

1、中継機はアクセスポイント名が別に割り当てられるので切り替えの際に接続が一度途切れてしまうが、メッシュWi-Fiは全て同じアクセスポイントとして使えるため切り替え時にも接続が途切れない。

2、中継機はあくまで橋渡しの役割なので、親ルーターに負担がかかる。一方でメッシュWi-Fiのサテライト子機はそれぞれがルーターとして振る舞うため負担を分散し、安定した通信ができる。

と言った具合に、今まで中継機で満足できなかった人もメッシュWi-Fiでその不満は解消されるかもしれません。

『Wi-Fi6』で接続台数が多くても安定した通信。

そしてもうひとつの魅力が「Wi-Fi6(IEEE802.11ax)」次世代Wi-Fi規格です。

Wi-Fi6の特徴は

  • 8×8 MU-MIMO
  • OFDMA
  • 160MHz
  • 1024-QAM

など。

見慣れない言葉が並んでいますが簡単にいうと、たくさんの機器と接続しても安定した通信を届けてくれるという規格。特にWi-Fi接続デバイスが多い人はそのメリットを実感できると思います。

この規格はデバイス側も対応している必要があり、iPhoneは11以降のモデルがWi-Fi6に対応しています。現在はまだ対応デバイスが少ないですが、これから急速に普及していくであろう規格なので、今Wi-Fiルーターを買い換えるのであればWi-Fi6対応しているかも大きなポイントです。

『TP-Link Deco X20』の設置方法とアプリでの設定方法。

それでは開封して設置していこうと思います。

今回送っていただいたのは、3ユニットがセットになったモデル。

『TP-Link Deco X20』本体とACアダプターがそれぞれ3つずつと、

LANケーブルと説明書が入っています。

『TP-Link Deco X20』本体は3つとも同じもので、どれをメインルーターにしても良いそう。

接続系は背面に、WAN/LANを自動判別してくれるギガビットポートが2つと、電源ポートが付いています。

LANポートが2つしかないため、有線接続デバイスが多い人はスイッチングハブを用意しておきましょう。

設定は専用アプリから。

設置方法は『TP-Link Deco X20』の箱内に記載されている手順で進めていけばOKです。僕の場合auひかりを契約しているので今回ブリッジモードで設定していきます。

といっても「Deco専用アプリ」の通りに進めていけばいいだけなので、簡単に設定できました。

そうしてメインルーターが設置できたら、2台目以降のサテライト機は電源を繋ぐだけで自動で接続してくれます。

セキュリティ機能もアプリから設定。

img:TP-Link

家族で使うからこそ安心できるネット環境を構築したいもの。『TP-Link Deco X20』には様々なセキュリティ機能がルーターに付いているもの特徴で、アプリ上から簡単に設定できます。

ただし「auひかり」などのすでにルーター機能を持ったホームゲートウェイを使用する場合は『TP-Link Deco X20』をブリッジモードでの接続になってしまいますが、そうすると機能が制限されてしまいます。

『TP-Link Deco X20』の機能をフルで使うにはホームゲートウェイ側の設定変更が必要なので注意。

▽設定方法はTP-Linkの公式ページで紹介されています。

『TP-Link Deco X20』設置後の変化。

それでは実際に『TP-Link Deco X20』を設置する前と後で比較していこうと思います。

この6部屋で計測していきます。

僕の自宅は3階建ての鉄骨造。

  1. LDK(40㎡)
  2. 作業部屋(10㎡)
  3. 寝室(18㎡)
  4. 妻の部屋(16㎡)
  5. 娘の部屋(16㎡)
  6. 僕の部屋(20㎡)

それぞれの部屋でiPhone11Proでスピードテストをしてくれる「FAST」を使って、平日の11:00〜13:00の間で計測しました。

『TP-Link Deco X20』設置前のWi-Fi環境。

『TP-Link Deco X20』の設置前のWi-Fi環境はこんな感じ。

部屋の色は、

  • 青…100Mbps以上
  • 黄…99Mbps以下
  • 赤…Wi-Fi圏外

という感じで色分けしていきます。

光回線はauひかりのギガホーム(1Gbps)を契約。

1階と3階にAirMacExtremeを設置してLANケーブルで接続しています。これはリフォームの際に1階から3階まで後付けでケーブルを引いてもらいLANコンセントを設置してもらったもの。

2階にはLANケーブルを引いていないため、ルーターは設置できていないので、③寝室と④妻の部屋はWi-Fiが届いていない状況。

ここに『TP-Link Deco X20』を設置してWi-Fiの死角を無くしていこうと思います。

1Fと3Fの『TP-Link Deco X20』 をLANケーブルで接続し、2Fにサテライトを追加。

現状のAirMac Extremeを『TP-Link Deco X20』に入れ替え、2Fに電源へ接続しただけ(LANケーブルなし)のサテライト機を設置。

これだけで、今までWi-Fi圏外だった❸寝室と❹妻の部屋にWi-Fiが届くようになりました。

❺娘の部屋の速度が下がっているのが気になりますが、これで自宅のWi-Fi環境に死角がなくなりました。

2Fと3Fに『TP-Link Deco X20』サテライトを設置。

もう一つ試してみたのが、LANケーブルを使わずに3階建てをカバーできるのかという実験。

メッシュWi-Fiといっても1FからLANケーブル接続なしでは3Fまで電波は届かないだろうと思っていました。

実際に設置してみると、2Fを経由して3Fへ設置したサテライト機にもWi-Fiが届きました。これにはかなり驚き。

メインルーターから他の部屋にLANケーブルを配線できない家でも『TP-Link Deco X20』は活躍してくれそうです。

共用可能なDecoシリーズ。

img:TP-Link

そして、TP-LinkのDecoシリーズは互換性があるので上位機種に買い替えたい時も他のサテライト機をそのまま流用可能。買い替え時のコストを下げつつアップデートできるのも嬉しいポイント。

▽上位機種の「X60」

隅々まで快適に。

今回は『TP-Link Deco X20』で実際に僕の自宅Wi-Fi環境を改善してきました。契約回線や自宅環境で速度や安定性は変わってくるとは思いますが、一軒家でのWi-Fi環境はそのカバー範囲からメッシュWi-Fiが主流になっていきそうです。

導入しやすい価格の『TP-Link Deco X20』でメッシュWi-Fi構築をしてみてください。

Wi-Fi環境改善を検討している人の参考になれば嬉しいです。