現在WordPressのテーマをカスタマイズ中。せっかくならiPadだけでブログリニューアルしたい。
本来ならローカル環境でコーディングしてからアップロードするのがベストなんですが、いくら調べてもiPadだけでローカル環境を作る方法が見当たらない…(知っている人がいたら教えてください。)
せめて、コーディング中にブログへ来てくれる人を困惑させないよう、編集中のテーマは自分だけが見れるように出来ないか。
そんな僕の願いを叶えてくれたWordPressプラグイン「WP Theme Test」を紹介していきます。
「WP Theme Test」
設定方法は後半で説明するので、まずは「WP Theme Test」を使うと何ができるのかを紹介します。
この「WP Theme Test」簡単に言えば、訪問者と運営者(WordPressにログインしている人)とで表示させるテーマを変えれるプラグイン。
なぜ表示を分ける必要があるのかというと、
テーマカスタマイズ中に、訪問者へ未完成のテーマを見せないようにするため。
中途半端な未完成テーマを表示させてしまえば、訪問者を迷わせてしまう。
だからといって、訪問者の少ない夜中に一気に仕上げられるほどの技術を、僕は持ち合わせていません。
そこで「WP Theme Test」を使えば、次に使いたいテーマをカスタマイズしている最中であっても、
訪問者には、いつも通りのテーマでブログを見てもらうことができます。
実際に使うと、こんな感じ。
通常のテーマは「swallow」そして、自分だけに見えるカスタマイズ中のテーマは「yStandard」の場合で試してみます。
まずは直接ブログにアクセスした場合。当然、執筆時点で使用している「swallow」のテーマが表示されます。
次にWordPressにログインした状態でブログを表示。
すると、カスタマイズしたいテーマの「yStandard」が表示されています。これは自分(WordPressにログインしている人)以外には見えていません。
これで、運営者はログインしていれば編集中のテーマ「yStandard」を確認しながらカスタマイズできますし、
その間に訪問してきた人にはいつも通りのテーマ「swallow」で見てもらえる。
というわけです。
本番環境でのコーディングにはなってしまいますが、iPadのsplit viewでテーマを確認しながらカスタマイズできるのは嬉しい!
[aside type=”warning”]本番環境でのコーディングはローカル環境と違い、更新の度に直接サーバーのファイルを上書きしていくため、
「ブログが真っ白になって、WordPressにログインできなくなった…」という事態もありえます。(特にphpファイルを編集している時)
必ずバックアップは取っておくようにしましょう![/aside]
「WP Theme Test」の設定方法。
それではプラグイン「WP Theme Test」の設定方法を解説していきます。
まずは、プラグインをインストール。公式プラグインなので、iPadでも特に面倒なことなくインストールできます。
▽iPadでプラグインをインストールする方法はこちらで紹介しています。
[kanren postid=”1206″]
有効化すると「外観」の中に「WP Theme Test」の項目が追加されるので、これを選択。
設定画面に移るので上から
- 「テストテーマ」→カスタマイズしたいテーマを選択(今回は「ystandard-child」)
- 「現在の状態」→「on」を選択
- 「表示する権限グループ」→「管理者」を選択
- 「パラメーター機能」→「無効」
- 「IP Address」→そのままにしておく
最後に「変更を保存」をタップして完了です。
これで、訪問者と運営者で表示させるテーマを変えることができました。
まとめ
こんな感じで、訪問者にカスタマイズ中のテーマを見せることなくブログリニューアルを進めることができるプラグイン。
PCでローカル環境を作ったり、テスト環境が整っている人には必要のないプラグインですが、僕のようにiPadだけでテーマカスタマイズしたい人には必須のプラグイン。
iPadでブログリニューアルを考えている人は参考にしてみてください。
▽参考にしたサイト
【表示の確認だけじゃない!WordPressテーマのテストは「WP Theme Test」がこれほど便利だったとは! | よしあかつき】
▽WordPressテーマ「swallow」はこちらから