「おしゃれは足元から」
ファッション好きにとって、耳にタコができるほど聞いている言葉。
おしゃれといえば、トップスが重要視されがちですが、足元こそおしゃれのベースになる部分。パンツの太さ、裾の長さ、裾幅。そして靴。ここを蔑ろにしてしまうと一気にバランスを保てなくなってしまう。
そんなことから「おしゃれは足元から」という言葉は、「足元まで気を配ろう」というニュアンスで使われているように思います。
でも僕は『ewohaku-スポークンワーズプロジェクト×プーマ』に出逢ってから、「足元から始まるファッションがあってもいんじゃないか。」そんな風に思うようになりました。
世界にひとつ。『ewohaku-スポークンワーズプロジェクト×プーマ』
4年ほど前に購入したスニーカー。お気に入りの一足。
「ewohaku-絵を履く」その名の通り、スニーカーに絵が描かれているよう。
唯一無二のテキスタイルを手作業でプリントしていく、「スポークンワーズプロジェクト」。
その生地を裁断し、構築していく。今回の「ewohaku」もそのひとつ。
左右でさえデザインが異なる。300足限定だった「ewohaku」。他のスニーカーは柄の出方が違うのでまさに一点モノ。
このスニーカーはプーマコラボ第一弾で、2015年に300足限定で販売。今では手に入れるのは難しいかもしれません。(最新のプーマコラボは2017年モデル。また復活して欲しい…!)
見る向き、角度で全く違う印象を与えてくれる。ほんとに、このスニーカーを履いている時は気分が上がります。
「合わせやすい」より「履きたい」モノを。
この見た目なので、合わせづらいなと思ってしまう時も。
そしたらもう、モノトーンで合わせてしまえば良い。
主役はスニーカー。足元以外を黒子のように脇役にしてしまうのも好き。
合わせやすさも服選びには重要なポイントですが、それよりも基準にしたいのは「着たい、履きたい」モノ。
自分に正直に、そんな選択をしていきたいなと思わせてくれるスニーカー。
足元から始まるファッション。
コーディネートを考える時。トップスから決めていくことがほとんどですが、たまには足元から。
「この靴が履きたい。」そこから始まるファッションも新鮮です。