「デザイン」にすごく興味がある。
ファッションやインテリア、ガジェットなど、デザイナーの思考や哲学を知るのが好き。
その中でも最大で複雑なのが『建築』なんじゃないかと思っているのですが、その建築を知るため、建築家を知りたいなと「世界の建築家 解剖図鑑」を購入しました。
知らないことがあるって、ワクワクする。未知の世界に少しだけ、踏み込んでみました。
「世界の建築家 解剖図鑑」
図鑑というだけあって、古代エジプトから21世紀までの総勢64名(組)の建築家が掲載されています。
正直ここに載っている建築家のほとんどを僕は知りませんでしたが、それでも読み進められたのは読みやすいテンポと、ポップなイラストのおかげ。
1ページに建築家1人。読みやすいテンポ。
こんな感じで、建築家の名前とプロフィール、代表的な建築が同じフォーマットで掲載されています。
基本的に1人の建築家に1ページ。見開き2ページ使う建築家も少し。
たまに他の建築家との相関図があるのが面白い。
ただ、日本人の建築家が掲載されていないのがちょっと残念。
みんな大好き「ル・コルビュジェ」は見開き2ページで紹介。
「ブルータリズム」だったり「ドミノ・システム」という用語も簡単にですがイラストを使って紹介されていて分かりやすい。
堅苦しさを無くしてくれる、ポップなイラスト。
イラストも僕好みの少しポップな絵柄。
まだ建築について、何も分からない僕にとってはこのイラストの雰囲気が堅苦しさを無くしてくれて、読み進めやすいなと感じます。
「広く浅く建築家を知る」印象なので、初めから最後までの全てを読み込むというよりは、気になった建築があったらこの本を開いて建築家を調べてみる。
みたいな使い方が良さそう。
建築を知るために建築家を知る。
建築はすごくディープな世界で、それを知ろうと思うのはちょっと敷居が高い。そんな風に感じていました。
「世界の建築家 解剖図鑑」を開いてみると、ポップなイラストと読みやすいテンポで、建築への興味が増してきた。
「建築」が気になってるけど、その世界に踏み出せないという人にオススメしたい一冊。
この本で知った建築家をより深く調べてみたり、気になった建築から建築家を探してみたりと、この一冊から興味が広がっていく。
僕もこの本をきっかけに建築を知っていこうと思います。